Kと稚内への旅(その1)

小学校からの友人K。
お盆休み、初めて単車に乗って帰ってくるとの事。
1ヶ月くらい前に連絡があり
んじゃ、久々に走るべ！ って約束。
「あのさぁ、稚内って遠いべか？」 なんで？行きたいの？
「本州ライダーだからな。北は憧れって相場が決まってるっしょ」
・・・なに言ってんだか。すっかり本土の人(^^; だな。
しゃぁないなぁ…お盆休みの終わりの方なら付き合えるゾ。
じゃ、行くか！


彼と走るの・・・考えてみれば四半世紀ぶり。
かつてはヤンチャ臭い走りで何度も事故ってる彼。
どういう風に変わってるかね。

集合場所…もう30年も前に仲間が集っていた
旧○○商会(単車屋さん)前。

おやっさんは既にお亡くなりになっています。
オバチャン、元気かなぁ。。。

で、出発。
大人ですんで、高速道路をフル活用(笑)
道央自動車道終点の士別剣淵インターまで走って給油。

なんだか燃費悪いなぁ。。。
平均速、結構速かったからなぁ。。。

この日の宗谷地方、降水確率50％。
いつかは降られるべ・・・と思ってたら
この先の名寄で既に大粒の雨が。
出発の間際、んんん、やっぱり持っていこうか…
って、タンスの中から引っ張り出した
30年物のレインスーツ(なんて物持ち良いんだ…)が役に立ちました。


名寄からは国道239号でオホーツク海側へ抜けて。。。
ですが、この後は降ったり止んだりの繰り返し。
脱いでも良いかも…と思ったらまた降りだす、って感じで
休憩地点以外、どこも観たりせずに走ります。
だれだよ雨男は(--;

　
西興部(にしおこっぺ)の小さな道の駅でも
少し休んで脱いじゃおうか、って思てたら降り出すし。

ブツブツ。
しゃぁないか。このまま北上するか。
雄武町で雨は上がり、昼飯に。

食堂のおねぇさん
「ん～ これからは降らないんじゃない？」と
テレビのデータ通信で雨雲の動きを観ながら
教えてくれます。
そうかなぁ。期待してますぜ。

・　・　・　・　・　・　・　・　・　・

・　・　・　・　・　・　・　・　・　・

やっぱりダメ。

諦めよう。ブツブツブツ。。。

ひたすら北上ていくと、やっと猿払辺りで
何となく「この後はオッケーかな？」
ってな感じになってきました。


やっとかよ。
もう目的地すぐそばじゃないの・・・


はい。最北端。


夕方3時過ぎに到着ですが、
げっ 人がいっぱい。車も単車もいっぱい。
また外国からの観光客か・・・
と思ったんですが、どうやら大半が日本人の様でした。

だって、「最北端の碑」の前で写真撮影するのに
行儀よく並んで順番待ちしてるもの(^^♪


で、我々もお頼みしたり頼まれたりしながら パチリッ


恨めしいなぁ。。。
あと2時間くらい早く雨が上がってくれれば
もう少し気分良かったんだけどなぁ・・・


そして、無事宿到着。


本日は約520km。行程の半分はカッパ着っぱなしだったな。



もちろん夜の街で安着祝い♪♪


夜は更けて、あまり記憶がなくなり。
翌日へと続きます。


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