お小遣い。いや、給料か。

下の息子、今春に養護学校を卒業したわけですが
いわゆる「就職」は出来ませんで、何をしているかっていうと
「施設」に通っているわけですね。

障害者（ここでは知的障害者の事を書きますが）は
支援学校や養護学校を卒業後、どのような道に進むかっていうと
それはそれは複雑怪奇でして。
親である私も、もうさっぱりわかりません。

もちろん一般企業に就職できる人もいるんですが、
多くは福祉サービスを受けながらの生活となるんですね。
（誤解を恐れずに言って、「多くは」と思います。あくまで私見ですが）


障害福祉サービスの種類なんですが・・・

居宅介護
重度訪問介護
行動援護
重度障害者等包括支援
短期入所
療養介護
生活介護
施設入所支援
共同生活介護（ケアホーム）
自立訓練（機能訓練・生活訓練）
就労移行支援
就労継続支援（Ａ型：雇用型）
就労継続支援（Ｂ型：非雇用型）
共同生活援助（グループホーム）

・　・　・　・　・　・　・　・　・　・

・　・　・　・　・　・　・　・　・　・

とある資料によれば、こんな感じ。
各々何なの？ってのは、興味あれば調べてみてください。


んで、ウチのは、というと、
上記のどれなのか？私もキチンと理解していないんですが
とにかく元気に通所しています(^^)

簡単にわかりやすく言うと、
「施設を利用」させてもらい
「簡単な作業」によって何かしら社会生活に必要な術を訓練し
「自分で生活ができる」ような人間へ。。。
という概念なんですがね。
そんな簡単なもんじゃないし、現実はどうかというと
何となく理解できるかと思います。


実は息子の通う施設、私の会社から簡単な仕事を
若干ですが委託してましてね、息子殿もその作業に
携わっている様なんです。

それはそれで、親も子供も「うれしい」♪事でして
帰ってきたら
「おぃ、あの作業やったか？きちんとできたか？」
なんて会話をしたりして(^^)

僅かながら「給料」という名目でお金が支払われるんです。


先日、初の「給料」

嬉しそうに報告。
おぉ、ちゃんと「給料袋」に入ってか！
どれどれ、記念じゃ記念。
パチリッ


でもね・・・



こんなもんですよ。

20才になったら「障害者年金」が支給され始めます。
日本の福祉はそれなりの制度を持っていますが
とにかくこれで本来は生活していかなければなりません。
現実はそんなものです。


親も年を取って、いつかは先立つのです。
心配しようが気に掛けようが、現実として来るのですよ。


ま、そんな事はいまはどうでもいいか。
まずは初給料、おめでとう。
元気で毎日過ごしててちょうだい。


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コメント 2

初月給の日の記念の1枚いいですね。私大きくなってから親に撮ってもらった写真持っていません。
by JUNKO (2016-05-19 14:27) 

JUNKOさん
昔は写真って今みたいにバシャバシャ撮るもんじゃなくて
それが故、心のこもった1枚になった様な気がします。
(JUNKOさんにこんな話は失礼ですね(^^ゞ )
自分の親父は写真が趣味(&半職業でもありました)で
結構な枚数が手元にあるんですよ。
私はスマホでパシャパシャ撮るんで気持ちが入っているかどうか(^^;
by なぁ (2016-05-19 23:55)